店長blog 2022 3月 28日 1984年シンガポ-ル見本市に参加して3
レデ-ファストという事にも慣れていませんでした。
ホテルをチェックアウトするのでス-ツケ-スを部屋から運び出そうとしていた所
外国の男性が私のス-ツケ-スを持って行ってくれると近づいてきました。
断る間もなくエレベ-タ-に乗りロビ-の方に 私は泥棒かな-と思い
鞄の後を走って行きました。
どろぼ-でなく 女性には親切にしてくれただけなのでした。
私は有難うしか言えませんでしたがレデ-ファストの初体験でした。
今思い出すとホテルを走る姿を想像しとても恥ずかしく思います。
その見本市のアテンドをしてくれた現地の人と文通をして数年後再度シンガポ-ルに
従業員の人達と行きました
家具の展示会中はホテルと会場の往復で観光が出来ませんでしたが
その友人の案内でいろいろ見学する事が出来ました。南国の花が咲きとてもきれいな所です。
シンガポ-ルではごみを捨てて それが発覚すると罰金を払わなくてはなりません。
ですから日本の様にごみが落ちていないのです。
日本も見習うときれいになると思います。
文通していた彼女も結婚しご無沙汰をしていますが最近のシンガポ-ルも変わったと思います。
ジェトロを通じて現地のアテンドを雇用し出展しましたが。
アテンドの女の子が仕事をサボっているので上司はどのようにするのか見ていると
上司でなく同僚が皆でサボった子に注意をして皆でその子をサポ-トをしていました。
日本ではこのような事は考えられません。
日本の会社では、やる気がないなら辞めて良いからと言われます。
各社はビジネスチャンスを願いましたがそれ程甘くはありませんでした。
買い付けの会社の訪問が無いに等しかったのです。
出展した各社の商品は最終的には一般消費者に売り それでも残った商品は現地の商社に委託する事にしました。
この見本市で買い付けにくる海外のバイヤ-の数は少数でした。
やはり商品を売り込みたい国へ行きその国で見本市に参加しバイヤ-を探すのが一番なのですが
そうそう上手く行きませんがやらないよりはやって見る事です。
確かにシンガポ-ルはハブと言われた国かも知れませんが、
結果見本市をやって見て解りました。